三冠馬として認められるための壁は非常に高い

7頭しかクラシック三冠馬はいない

日本国内の競馬において「三冠馬」という言葉が使われることは決して少なくありません。
もちろんJRA、つまり日本中央競馬会が主催するレースで勝った馬に対して三冠馬という称号が与えられることはありますし、各地方で開催されている地方競馬でもレースに勝ち抜いていくことでこのように呼ばれることがあります。
ですが単純に競馬で「三冠馬」という言葉が使われるのであれば、これは「JRA3歳クラシック三冠」か「JRA3歳牝馬三冠」のどちらかになるでしょう。
まずJRA3歳クラシック三冠についてですが、これは日本国内で開催されるレースのうち皐月賞、菊花賞、東京優駿の三つのレース全てで一着を獲得した馬のことを指して言います。
俗に皐月賞は最も速い馬が勝ち、菊花賞は最も強い馬が勝ち、東京優駿は最も幸運に恵まれた馬が勝つと言われています。
これら三つのレースで優勝するということですから、その馬は正に最も速く、最も強く、最も幸運に恵まれた馬であると言えるのです。
ただしかし、これらのレースは牡馬・牝馬問わず日本国内で最強クラスの競走馬が出走するわけですから、それらすべてを制覇する馬は毎年見られるような物ではありません。
近年だと2005年のディープインパクト、2011年のオルフェーヴルがこれに該当しますが、この二頭を含めても1940年代のセントライトから史上7頭しか出ていないのです。
次にJRA3歳牝馬三冠ですが、これは桜花賞、優駿牝馬、秋華賞の三つのレース全てで一着を獲得することが条件です。
ただ秋華賞は1996年に第一回が開催された比較的新しいレースですから、1970年から1975年までは秋華賞では無くビクトリアカップ、1976年から1995年まではエリザベス女王杯が三つ目のレースであったということには注意が必要です。
これらのレースもクラシック三冠と同様、日本国内最強クラスの競走馬が出走してくるのですが、一点だけ大きく違うのが「牝馬にしか参加資格がないレースである」ということです。
そのため牡馬・牝馬を問わないレースにも勝利して初めて得られる日本クラシック三冠の栄光と比べるとやや落ちる部分はあるのですが、それでも桜花賞・優駿牝馬・秋華賞の三つに勝つことは並大抵のことではありません。
達成馬は日本競馬界の歴史の中でもメジロラモーヌ、スティルインラブ、アパパネ、ジェンティルドンナの4頭しかいませんから、やはり三冠馬として認められるには非常に高い壁があるのです。

三冠馬誕生の瞬間を見るのは多くの競馬ファンの夢でしょう。 今年も来年も、その先の未来も、私たちの夢を乗せてサラブレッド達はターフを駆け抜けていきます。 その瞬間にいつか立ち会うために、日々競馬を楽しみ、予想を楽しみたいですよね。 楽しめる競馬予想サイトを活用して、明日の三冠馬の誕生を祈りましょう。

© 2015 三冠馬は日本国内において最も速く強く幸運な馬